【 レシピ 】子供の頃に憧れた三色丼は、やっぱり美味しかった
こんばんは。
子供の頃、私は異様に三色丼に憧れていました。
なんだか家庭的なご飯! というイメージがあったからか、
もしくは、華やかでオシャレだ! と思っていたからだったからか……。
どうしてかは、もはや覚えていませんが、「何が食べたい?」と聞く母に、「三色丼!」と幾度も答えた記憶があります。
けれど、その度に「そんな面倒くさいもの作らん!」と悩む間もなく断られ、結局、憧れの三色丼を食べることなく、大人になってしまいました。
何食べたいって聞くクセに全部却下する……。何度、口を尖らせたことか。これは、どこの家庭にもある、親子あるあるでしょうね。笑
しかし、今、思い返せば母の気持ちは分かります。たしかに、三色丼って面倒くさそう!!
炒め物や、煮込み料理と違って、別々に具材を調理して、ご飯の上にのっけるから、フライパン何個も使わなきゃ、とか、過程が多そう、とか料理嫌いな人は思いますよね。母がまさにその典型でした。
でも、自分が料理をするようになったからこそわかります。
あとのことを考えると面倒じゃないし、めちゃくちゃ美味しいよ!栄養もバッチリ!!
丼ものですから、洗い物は、人数分の器とスプーンだけ。卵、肉、青物をご飯に乗っけちゃうから、栄養ばっちし。他のオカズを考えなくても、全然おっけーですよね。なにより、一品なのに華やか! 出てきただけで、なんだかテンション上がっちゃいますよね。
ということで、味のバランスを考えた、サイコーに美味しい三色丼レシピ、紹介していきたいと思います。
【 ナムル三色丼 】
【 材料 ~二人分~ 】
- ひき肉 200g
- 山芋 140gほど
- 生姜(千切り) 一片
- 酒 大さじ1
- 醤油・みりん 各大さじ2
- ほうれん草 1袋
- ごま油 大さじ2
- 塩 ~小さじ1/2
- ごま 少々
- 卵 2個
- 砂糖 小さじ2(はちみつの場合は、11g)
- 牛乳 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
山芋はねばねばは、そぼろとよく絡んで美味しいのでぜひ。思い出せないのですが、どこかのレシピをみて感動して以来、我が家のそぼろは山芋入り。なければ、レンコンやネギ、もやしなど、お好みの野菜を合わせても◎
【 作り方 】
~ ナムル ~
- ほうれん草を軽く茹で、粗熱が取れたら水気を絞り、三センチ幅でカット
- 醤油小さじ1(分量外)をからめ、また水気を絞る
- ごま油、塩を入れ、手で揉みこむ
~ そぼろ ~
- 山芋など、そぼろと合わせる食材をダイス状にカット
- 油を軽くひいたフライパンに生姜をいれ、香りがたったら、ひき肉をいれる
- 色が変わったら、山芋、酒、醤油の順に入れ、ある程度火が通ったら、器やタッパに上げる(余ったら、おかずにできるので)
~ 炒り卵 ~
- 卵に、砂糖、牛乳、塩を入れ混ぜる
- そぼろを炒めたフライパンをキッチンペーパーなどでキレイに拭き取る。
- 油を少し垂らし、一気に卵液注ぎ、少ししてから、菜箸などでくるくるかき混ぜる
~ 仕上げ ~
- 器に好きな量のご飯を盛り、好きな量のそぼろ、卵、ナムルをのせ、ナムルにごまをかける
完成です。
【 おすすめポイント 】
ナムルは小松菜などの葉物でも、代用可能のオススメレシピ。私の尊敬する、飛田和緒先生のレシピを、私好みにアレンジしています。ご飯と一緒に食べるように少し辛めなので、塩分摂取を控えている人、苦手な人は、お好みの塩加減を探してみてください。
三色丼がおいしくないと感じる人は、青物の味のそっけなさと、卵のぼそぼそ感にあるのではないかな、と私は考えています。だしなどで味付けした青物も、和風で美味しいですが、私はガッツリ、塩で味付けがおすすめ。
卵も砂糖、牛乳を入れることで、甘くてふんわりします。個人的には、蜂蜜を入れるのがオススメです。
卵のやさしい甘味と、葉物の塩気、そぼろの甘辛味が、うまく調和した丼もの。子どもも、大人も食べやすいと思います。思ったより手軽に作れますし、何より豪華に見える。余ったものは、後日オカズとしても出せるので、非常におすすめです。お弁当にも◎ ぜひ作ってみてください ♪