むぎのゴハン

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【レシピ】里芋(たけのこ芋)とたらこのグラタン

こんばんは。

たまに行く生鮮商品がお安いスーパーに、たけのこに似た大きな芋が売られていました。京芋、または、見た目のまま〈たけのこ芋〉というそうです。主な産地は宮崎で、西日本で多く食べられているそう。

西日本……関西に住んでるのに、こんな芋食べたことがなければ、もちろん調理もしたことないぞ。でも、すごく大きいのに2本で200円という、家計大助かりの予感も……。

ということで、今回はたけのこ芋(里芋)のレシピを紹介したいと思います。

たけのこ芋は売られている時期が、11月~3月と限られている上に、東日本で手に入るかわからない食材。手に入れた際はたけのこ芋で。なければ、ぜひ里芋で作ってみてください。

 

【 里芋とたらこのグラタン 】

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また、アップの写真を撮り忘れてしまってしまいました……(´-ω-`)

まったりホワイトソースと絡むお芋はホクホククリーミー! コーンの甘みと、たらこの塩辛さがクセになるグラタンでした。

 

【 材料 ~二人前~ 】

  • 玉ねぎ(薄切り)  1玉
  • バター       20g
  • 小麦粉       大さじ4
  • 牛乳        500cc~600cc
  • コンソメ      1個~
  • コショウ      少々
  • コーン       1/2~1缶
  • 里芋        4つ(京芋の場合、1/2本)
  • たらこ       小サイズ3~4腹
  • チーズ       適量
  • パン粉       適量
  • パセリ(あれば)  適量

 

【 作り方 】

~下ごしらえ (里芋の場合)~
  1. 里芋を洗い、カラカラになっている部分を除いたあと、鍋に水と里芋を入れ、沸騰してから15分ほど茹でる。竹串がスッとさされば大丈夫
  2. 皮をむき、食べやすい大きさにカットする
~下ごしらえ (たけのこ芋の場合)~
  1. 皮を丁寧にむき、1センチ~2センチ幅で輪切りにする。大きい場合は半月切りにする
  2. 沸騰した湯に小さじ1の塩(分量外)、たけのこ芋を入れ、8分茹でる。
  3. 茹で上がったら、水気を切る
~ ホワイトソース~
  1. 鍋にバターを溶かし、薄切りした玉ねぎを入れて炒める
  2. しなっとなってきたら、弱火にし、小麦粉をまぶす
  3. 牛乳を少しずつ注いでいき、玉ねぎをひとつにまとめるようにして、少しずつのばしていく
  4. ホワイトソースが出来上がり、ふつふついいだしたら、コーンを汁ごと入れ、コンソメ、コショウで味を整える
~  調理 ~
  1. オーブンを200度に余熱しておく
  2. 耐熱容器の底に、芋を並べ、その上に開いたたらこを乗せる このとき、飾り用にたらこのを少し避けておく
  3. ホワイトソースを注ぎ、お好みの量のチーズをのせ、パン粉を少々、たらこをのせる
  4. オーブンで約15分焼く
  5. パセリをちらす

 

完成です。

 

【 ポイント 】

ホワイトソースは、焦がさないように! が命です。焦らず、少しずつ牛乳を加え、最初はお団子を作るように。次にペースト状になるように。そうして、ペースト状をスープに伸ばすようなイメージで、ゆっくり伸ばしていってください。

コーンはできれば、汁ごといれてください。甘味が出て美味しくなりますよ。たらこは、お好みで明太子にしてみても。

 

【 栄養 】

里芋には食物繊維の仲間、ガラクタンが含まれています。コレステロール低下作用があるので、血管をしなやかにするタンパク質と一緒に取ることで、動脈硬化予防が期待できます。

たらこは、良質なタンパク質を持つほか、悪性貧血を防ぐビタミンB12、抗酸化作用をもつビタミンE亜鉛タウリンも豊富なので、定期的に摂取したい食材ですね。

ただし、塩分とコレステロールは高めなので、高血圧の方は特に摂取量には注意してください。

たけのこ芋は、カリウムマグネシウム亜鉛、銅、マンガンなど、予想以上に栄養豊富です。お安く手に入りそうな時は、ぜひ購入してみてくださいね。

 

今回は、京芋の味を味わいたかったし、手間がかかるからそのまま調理しましたが、次作るときは、薄く甘辛味をつけてみてもいいかも。でも、たけのこ芋のクリーミーと、ホワイトソースのクリーミーが見事にマッチして美味しかったので……。うーん、どっちにするか悩みますね。煮物の残りをリメイク、が1番いいかもしれません。笑