【レシピ】ボートズッキーニ
最近よく訪ねる直売所で、ズッキーニが大量に陳列しています。形が綺麗で大きく立派。無農薬にしてはお安いから、足を運ぶたび、ついつい買い物カゴに入れてしまいます。
そんな直売所の掲示板には、お野菜を使ったレシピがズラッと並んでいるのですが、その中のひとつに、「ボートズッキーニ」というレシピがありました。
そのときは、「へぇ、こんな食べ方もあるんだぁ~!オシャンティ~!ヒュ~!」と眺めるだけだったんですが、家に帰った途端、そのボートズッキーニを作りたくなってそわそわ。
ぽやぁと眺めただけなので、レシピはぼんやり。どんな味付けしているのか、ちっともわからない。でも、どうにかなる! といけいけどんどんで作ったら、意外にもオオムギ君にも好評の一品になったので、分量覚えているうちにメモメモしておきます。
【 ~ボートズッキーニ~ 】
▼材料
- ズッキーニ(大サイズ) 1本
- たまねぎ(みじん切り) 1/2玉
- ツナ缶 1缶
- 生姜(みじん切り) 1片
- 味噌 小さじ2と1/2
- 醤油 小さじ1
- 砂糖 小さじ2
- 塩コショウ 少々
- ピザ用チーズ お好みで
- ミニトマト お好みで
- パセリ お好みで
▼作り方
- ズッキーニを縦半分に切り、中身をスプーンなどでくりぬく
- くりぬいたズッキーニの中身を粗みじん切りにしておく(適当で大丈夫です)
- フライパンに少量の油を垂らし、生姜を加え、香りがでてきたら、たまねぎも加えて炒める
- たまねぎがしんなりしてきたら、ツナ(オイルごと)くりぬいたズッキーニの中身も加えた後、砂糖、味噌、醤油、塩コショウ少々を加えて全体がしんなりするまで炒める
- ボート状のズッキーニに炒めたものをつめる
- お好みでチーズとトマトなどお好みの具材をのせ、予熱しておいた230度のオーブンで8~10分ほど焼く
- あればパセリを散らす
▼ポイント
- ズッキーニをくりぬくときは、適当にざっくざっくとくりぬいても大丈夫ですが、あまり乱暴にくりぬくと、写真のようにぱっかり割れるので、私みたく調子乗りすぎには注意してください(割れても全然大丈夫です)
- 油分が気になる方は、ツナのオイルをきっても◎
オオムギ君いわく、ズッキーニズッキーニしいやつは好きじゃないけど、これはおいしい! とのことでした。味噌と生姜の香りでズッキーニらしさが消える上に、ボート部分のズッキーニのシャキシャキとした食感も残るから、おいしく食べることができたのかも。
ただ、私にはボートの形状が食べにくかったです。お子さんがいるようなおうちでは、カットしてから出すといいかもしれないです。
【レシピ】新生姜の佃煮
お久しぶりです。
オオムギ君のススメもあって、やっぱり、ちゃんとレシピ残そうと思って戻ってきました。あ、これだ! と思う分量にたどり着いても、今回こそ忘れないぞ!忘れないぞ! と唱えているのに、脳みその容量が少なすぎるんですかね。ひと月もしたら、調味料の分量なんて、頭からぽっかり消えてしまっています。
今年最後にもう少しだけ梅仕事をしたい!と思ってスーパーを彷徨っていたら、ようやく新生姜がお手頃価格に。うちはオオムギ君が生姜大好きなので、まあ体にもいいから、と思ってよく購入しています。
せっかくだからいろんな食べ方を試そうと思いつつ、私が、例えばガリをむしゃむしゃ食べれるほど好きか、といわれるとそうではないので。いや好きなんだけど、ひとくち食べて、あひょー!からっゴホォ! とむせる程度の好き。なので、砂糖生姜とか大変興味あるのですが、なかなかチャレンジできずじまいです。
そんなチキンな私の定番は、新生姜の佃煮。
いろんなレシピ探すんですけど、不思議と甘めの味付けをされる方が多いですよね。あんまりにも甘い佃煮のレシピが多いので、一度レシピどおりに作ってみたんですけど、予想通りの甘さ!
たしかに、甘いのも大変おいしいんですけど、どちらかというと、その甘さはお茶請けにちびちび食べたいお味。甘党なはずなのに、私的に白いご飯がすすむと感じる味は、もう少し醤油辛いお味でした。
ちなみに、飛田和緒さんのレシピでは醤油オンリー。飛田さんのレシピだから絶対おいしいよ!と思いつつ、甘党の私は醤油オンリーにドキドキして、いまだチャレンジできていません。いつか作りたい!
【 ~新生姜の佃煮~ 】
【 ~材料~ 】
- 新生姜 500グラム
- 砂糖 100グラム
- 醤油 120グラム
- かつおぶし ひとつかみ
- 白ごま おこのみで
【 ~作り方~ 】
- 生姜をよく洗う。土や汚れた部分を丁寧にのぞく(皮は剥かない)
- スライサー、または包丁でできるだけ薄く生姜をスライス
- たっぷりの水にスライスした生姜をいれ、中火で沸騰させたあと、1分ほど煮立たせてからざるにあげる(湯こぼし)
- 湯こぼしを3回くりかえしたら、なべに水けをきった生姜、砂糖、醤油をいれ、強めの弱火で汁気が少し残るぐらいまで煮詰めたら、火を止める
- かつお節、ごまを加えて混ぜる
【 ~ポイント~ 】
- 生姜500グラムはわりと量が多いです。小分けにして冷凍したり、材料すべてそのまま半量でも作れます。
- よくあるガリでなく、本格派のガリのピリッと感が平気な方は、湯こぼし2回で十分だと思います。1回にして10分湯がいていただいても◎
生姜シロップを作り終えたあとの生姜で、佃煮を作ることもできますが、生姜と同量の砂糖を一緒に煮詰めたあとのものなので、やはり、どうしても甘めの佃煮にはなってしまいます。甘めがお好きな方には一石二鳥なので、そちらの作り方もおススメです。
ここ数日でぐっと暑くなりましたね。うちは、保冷剤と扇風機だけであっぷあっぷしながらどうにか乗り切っていますが、夏場のキッチンは本当に灼熱地獄すぎますね。13時ごろ、特に心が折れそうになります。笑
【レシピ】栗かぼちゃの煮付け
こんばんは。
前記事でも軽く語りましたが、基本、私はめんどくさがりなので、味付けは舌任せ。計量カップ、スプーンをあんまり使わず、感覚で入れちゃうんですが、これをしているとね、風邪の時、すごく困りました。
味見しても、味が濃いか、薄いか全然わからない! 本当に、香りがふんわり遠くに感じるぐらいだったので、「んー、なるほど! こういうときのために、レシピにしておくことが大事なんだな!」と、しみじみ痛感いたしました。
ということで、今日は基本中の基本、だけど重宝するかぼちゃ煮のレシピを。そのなかでも、甘くてホクホクとした栗かぼちゃにおすすめのレシピです。
風邪予防に冬至に食べることから、なんとなく冬のイメージがありますが、実はかぼちゃの旬は夏。これから、体を冷やす夏野菜が多く出回りますが、かぼちゃは体を温めてくれる食材、クーラーがんがんになる、これからにぴったりの食材です。
私は、昔からかぼちゃが大好きなんですが、かぼちゃ煮は、あんまり好きになれなかったんですよね。かぼちゃそのものの甘味を味わいたいのに、濃い味付けが邪魔に思えて仕方なくて。だから、レンジでチンしただけのかぼちゃをよく頬張っていたんですけど、久しぶりに食べたくなっちゃって、ずいぶん前に、レンチンかぼちゃを晩御飯に出したら、「美味しいけど、口の中の水分が全部吸われる」っておおむぎ君が食べにくそうに。笑
なるほど、なるほど。味を追い求めた結果、私の中で「かぼちゃはもそもそして当たり前」のモノだったけど、改めて意識して食べると、たしかに、もそもそして食べにくい……。
そこで、かぼちゃらしいかぼちゃを食べたいときは、かぼちゃ煮にすることにしたんですけど、既存のレシピで作っても、やっぱり好きになれなくて。お出汁で煮たり、いろいろ試したんですけどね、どうしてもしっくりこない。
そんなとき、幼馴染のお母様に、尊敬する飛田和緒さんのレシピ本を頂きました。ありがたや~、とぺらぺらめくっていたら、砂糖と塩だけで煮た、かぼちゃ煮のレシピを発見。それ見た瞬間、目玉が飛び出そうでした。「アッヒョ!」ってグーフィーみたいな声出ましたよ。
お料理しはじめたばっかりでしたからね。私の中で煮物といったら茶色! 味付けしっかり! という謎の固定概念があり、足し算ばっかりしてたんですけど、あ、引き算ありなんだ! そりゃそうか!っていう。
そうして完成してのが、このレシピ。ちゃんと数字にできたのは最近の話ですが、ホクホクのかぼちゃのときは、この味付けが1番気に入っています。
【 栗かぼちゃの煮付け 】
【 材料 】
- かぼちゃ 1/4カット
- 砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 薄口醤油 大さじ1
- 水 100cc~
【 作り方 】
- かぼちゃの種とワタを取る
- 水で濡らしたかぼちゃをラップに包んで、600wで3分ほどレンジでチン
- ある程度冷めたら、お好みのサイズにカット
- 平たい鍋に、かぼちゃをぽいっと放り込んで、砂糖大さじ1をいれる。かぼちゃ全体に砂糖が絡むように、鍋を振る
- 砂糖が全部溶け、かぼちゃがしっとりとしたら、皮を下にして、かぼちゃ同士が重ならないように並べる
- 水、みりん、薄口醤油を入れ、火にかけ、煮立ったたら、弱めの中火にし、アルミホイルで落し蓋をして、汁気が少し残るぐらいまで煮詰める
- 竹串がスッととおれば完成
【 ポイント 】
▼ かぼちゃを切りやすくするために、私はあらかじめ、かぼちゃをレンジで温めていますが、時間のない方や、面倒な方はレンジでチンしなくても大丈夫です。
▼ 煮詰めるとき焦がさないよう、鍋の中を定期的にパトロールしてください。
▼ 汁気がなくなっても、まだかぼちゃが固い場合は、水を50ccほど増やして、さらに煮詰めてみてください。
▼ かぼちゃの甘みが引き立つ味付けにしています。お醤油の香りが欲しい方は、薄口醤油を濃口に変えてください。
【 栄養 】
かぼちゃはβ‐カロテンとビタミンCが豊富に含まれていて、皮膚や粘膜を丈夫にするので、美肌効果や、風邪予防にもってこいの食材となっています。
皮は果肉異常に栄養価が高いので、できるだけ摂取することがオススメ。ワタに含まれるβ‐カロテンは、果肉の5倍。捨てずに味噌汁の具などにすると◎
種は皮をむいたあと、炒って塩を振れば、亜鉛や鉄分が多く含まれた美味しいおつまみに。でも、美味しいぶん脂質も高いので、食べ過ぎには要注意です。
選び方は、種がふっくらとして、果肉のオレンジ色が濃いもの。ヘタが枯れているものが、甘くて美味しいかぼちゃになります。
余談。
私が目指すのは、素材の味を楽しめるシンプルな味付け。たまーに、お醤油辛いかぼちゃも食べたくなるんですけどね。特に、ベチャッとしている日本のかぼちゃのときは、味付けを濃くしたほうが美味しいと思います。
基本、「みりん:砂糖:醤油=1:1:1」の比率さえ守れば、かぼちゃは美味しく煮ることができるので、そこからは、お好みで分量を変えていけば、自分好みのかぼちゃ煮が作れるはず。あまった際は、かぼちゃコロッケや、かぼちゃ餅にアレンジするもよし。チーズソースをかけるのも私的におススメです。
私は最近、お腹が空いたら、おやつとしてつまんだり。おおむぎ君も、先にお風呂に入るときは空腹に耐え切れず、パクパク口に放り込んでいます。お菓子をつまむよりかはずっといいけど、おかず減るからこれから倍量で作ろうかな……。なんてちょっと悩み中です。笑
【レシピ】生姜の炊き込みご飯
こんばんは。
ほぼほぼ、スーパーとお家の往復しかしないからでしょうか。会社辞めてから、風邪の気配は殆ど感じられなかったのですが、ここ数日、喉の調子がよくありません。
乾燥か、風邪か、はたまた花粉のせいか……。いまだ、花粉症になったことはないので、風邪だと勝手に思いこんでいます。お目目カイカイ、喉イガイガ、鼻水ダラリ……。絶対しんどいから、花粉症にはできればなりたくないですね……。既に花粉症の方、相性の良い耳鼻咽喉科等々に、巡り会えることをお祈りしています。
【 生姜の炊き込みごはん 】
今日は、風邪予防にぴったりの生姜ごはんの紹介。
香辛料として、脇役としてではなく、生姜が主役。生姜好きのための生姜を楽しむご飯です。生姜大好きなおおむぎ君が大絶賛していました。つまり、生姜が苦手な方は、ちょっと顔をしかめてしまうかもしれない……。それでも、生姜は体にいいから! 食べてみよっかな……と少しでも思ったら、是非試してみてください。
【 材料 ~2合分~ 】
- お米 300g
- 生姜(千切り) 30g
- にんじん(千切り) 1/2本
- しめじ 1/2袋
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ3
- 醤油 大さじ2と1/2
- 顆粒だし 小さじ1
そのほか、ツナや鶏肉など、お好みの具材をたしたり、変えたりしても◎
【 作り方 】
- お米を研ぎ、45分水に浸しておく
- 45分以上経ったら、浸しておいた水を捨て、調味料すべていれる
- 2合の線まで水を注ぎ、その上に生姜や人参など、お好みの具材をのせる
- 炊飯スイッチを押す
- 炊けたら、15分ほど待ってから蓋を開けて混ぜる
できあがり
【 ポイント 】
調味料は、必ず水より先にいれてください。
生姜が思ったより多いと思われるかもしれませんが、生姜が苦手な方でなければ、美味しくいただけるかと思われます。不安な方は、20グラムからお試し下さい。
生姜は皮と果肉の間に栄養があるので、皮を剥かない方がオススメ。生姜が多いごはん怖い、未知の味……、という方は、できるだけ千切りはあまり太くならないようにすると、えぐみも感じることなく、生姜の香りを美味しくいただけると思います。新生姜がスーパーに並んでいたら、初夏にしか食べられない食材なので、新生姜の方がおすすめです。
【 栄養 】
生姜はその辛味成分である、ショウガオールが豊富に含まれています。ショウガオールは、発汗作用のほか、胃液の分泌を促進して食欲を増進したり、血行をよくして体を温める作用があるので、冷え性や風邪のひきはじめにオススメの食材。
抗菌作用のあるβ-カロテンが豊富に含まれているにんじんも、風邪予防にぴったりの食材です。にんじん嫌いでなければ、是非ともセットで。他にも、β‐カロテン、ビタミンCが豊富なかぼちゃもおすすめ。私は、かぼちゃ餅を献立に加えました。
生姜ごはんを食べたその晩、就寝中、身に覚えはありませんが、ズボンを布団の中にポーイと脱ぎ捨てていました。どうやら、暑かったようです。
寝始めた向きから、180度回転して起きることもあるぐらい、昔から寝相が悪かったのですが、知らないあいだに暑くて服を脱いだのは、高校生以来でした。生姜のポカポカ効果がもたらした脱皮だと私は考えています。おかげで、喉の痛みもなくなりました。生姜はスゴイぞ。
【レシピ】梅の卵とじ あんかけうどん
こんばんは。
おうどんってたまに食べたくなる、家庭のホッとする味、ですよね。肉うどん、釜玉うどん、きつねうどん……。その中でも、私はあんかけうどんが大好きで、特にどこかのお店で食べた、梅とじあんかけうどんが忘れられません。
今日は我が家の中でも、五本の指に入るほど人気なのに、誰でも簡単に作れる、ほっと優しいお味のうどんレシピを紹介したいと思います。
【 梅の卵とじ あんかけうどん 】
【 材料 ~二人分~ 】
- うどん(冷凍可) 2玉
- 卵 2つ
- 梅干し(かつお梅推奨) 2~3粒
- しそ 2枚
- 水 600cc
- 白だし 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 薄口醤油 大さじ1弱
- (あれば)昆布茶 ひとつまみ
- 片栗粉 大さじ1
- 片栗粉用の水 大さじ2
昆布茶は深みが増すので、ぜひ入れてみてください。このレシピ以外にも、ちょっと味が物足りない、と思ったとき、ほんの少しいれるだけで、まとまったりするときがあるので、オススメです◎
【 作り方 】
- 鍋に水、みりん、白だし、薄口醤油を入れ、火にかける
- うどんを食べれる状態にし、器に盛っておく
- 卵を溶き、梅干しの種を除き、包丁でたたく。梅干しのかつおや、しそもあれば一緒にたたく
- だしが沸騰してきたら、一旦火を弱め、水溶き片栗粉をお玉にうつし、おだし全体に行き渡るように、ゆっくり混ぜる
- 好みのとろみ加減になるまで火をいれたら、とろ火にし、箸に伝わせて細くしながら、溶き卵を手早く注ぐ
- 卵が固まったら、出来たあんを器に注ぎ、しそ、梅干しの叩きをのせる
完成です。
【 ポイント 】
私は、かつお梅が1番料理に合うな、と思って、よくかつお梅を使いますが、お好みの梅干しで構いません。酸っぱすぎるのがイヤな方は、みりんをほんの少し垂らして、包丁で叩くと、酸味が和らぎます。
キッチンシートをしいて梅を叩くと、まな板が汚れないのでオススメ。叩くのすら面倒な人は、梅干のままでも美味しく食べれます。
しそはあれば、ぜひ梅干しの下にしいてください。お皿として働いてくれるので、最初はお出汁の味を堪能。飽きてきたら、梅を溶いてさっぱりと。二度楽しんで食べることができます。
【 栄養 】
梅干しが酸っぱいのは、クエン酸によるもの。クエン酸は、胃腸の働きを活発にするので食欲増進に。また、疲労物質を分解してくれるほか、食あたりや二日酔いにも効果があります。
クエン酸は、タンパク質と一緒に摂ることで、肉体疲労だけでなく、精神疲労の緩和も期待ができるので、元々栄養価の高い卵との相性はバッチリです◎
【 病み上がり 】
白だしと梅干しさえあれば、誰にでも作れる簡単レシピ、簡単なもので済ませたい主婦や、一人暮らしの方はもちろん、男性の方にもオススメです。
特にオススメしたいのは、発熱、病み上がりのとき。今の季節、インフルエンザが流行していますから、お出汁の味にほっこり……、梅でさっぱり! の温かいうどんを食べて、早く元気になってもらいましょう!
普段、料理をしないお父さんも、これなら簡単だし、「あなたがこれを作ったの?」と、奥様を驚かせることができますよ。笑
是非、チャレンジしてみてくださいね♪
【 レシピ 】子供の頃に憧れた三色丼は、やっぱり美味しかった
こんばんは。
子供の頃、私は異様に三色丼に憧れていました。
なんだか家庭的なご飯! というイメージがあったからか、
もしくは、華やかでオシャレだ! と思っていたからだったからか……。
どうしてかは、もはや覚えていませんが、「何が食べたい?」と聞く母に、「三色丼!」と幾度も答えた記憶があります。
けれど、その度に「そんな面倒くさいもの作らん!」と悩む間もなく断られ、結局、憧れの三色丼を食べることなく、大人になってしまいました。
何食べたいって聞くクセに全部却下する……。何度、口を尖らせたことか。これは、どこの家庭にもある、親子あるあるでしょうね。笑
しかし、今、思い返せば母の気持ちは分かります。たしかに、三色丼って面倒くさそう!!
炒め物や、煮込み料理と違って、別々に具材を調理して、ご飯の上にのっけるから、フライパン何個も使わなきゃ、とか、過程が多そう、とか料理嫌いな人は思いますよね。母がまさにその典型でした。
でも、自分が料理をするようになったからこそわかります。
あとのことを考えると面倒じゃないし、めちゃくちゃ美味しいよ!栄養もバッチリ!!
丼ものですから、洗い物は、人数分の器とスプーンだけ。卵、肉、青物をご飯に乗っけちゃうから、栄養ばっちし。他のオカズを考えなくても、全然おっけーですよね。なにより、一品なのに華やか! 出てきただけで、なんだかテンション上がっちゃいますよね。
ということで、味のバランスを考えた、サイコーに美味しい三色丼レシピ、紹介していきたいと思います。
【 ナムル三色丼 】
【 材料 ~二人分~ 】
- ひき肉 200g
- 山芋 140gほど
- 生姜(千切り) 一片
- 酒 大さじ1
- 醤油・みりん 各大さじ2
- ほうれん草 1袋
- ごま油 大さじ2
- 塩 ~小さじ1/2
- ごま 少々
- 卵 2個
- 砂糖 小さじ2(はちみつの場合は、11g)
- 牛乳 大さじ1
- 塩 ひとつまみ
山芋はねばねばは、そぼろとよく絡んで美味しいのでぜひ。思い出せないのですが、どこかのレシピをみて感動して以来、我が家のそぼろは山芋入り。なければ、レンコンやネギ、もやしなど、お好みの野菜を合わせても◎
【 作り方 】
~ ナムル ~
- ほうれん草を軽く茹で、粗熱が取れたら水気を絞り、三センチ幅でカット
- 醤油小さじ1(分量外)をからめ、また水気を絞る
- ごま油、塩を入れ、手で揉みこむ
~ そぼろ ~
- 山芋など、そぼろと合わせる食材をダイス状にカット
- 油を軽くひいたフライパンに生姜をいれ、香りがたったら、ひき肉をいれる
- 色が変わったら、山芋、酒、醤油の順に入れ、ある程度火が通ったら、器やタッパに上げる(余ったら、おかずにできるので)
~ 炒り卵 ~
- 卵に、砂糖、牛乳、塩を入れ混ぜる
- そぼろを炒めたフライパンをキッチンペーパーなどでキレイに拭き取る。
- 油を少し垂らし、一気に卵液注ぎ、少ししてから、菜箸などでくるくるかき混ぜる
~ 仕上げ ~
- 器に好きな量のご飯を盛り、好きな量のそぼろ、卵、ナムルをのせ、ナムルにごまをかける
完成です。
【 おすすめポイント 】
ナムルは小松菜などの葉物でも、代用可能のオススメレシピ。私の尊敬する、飛田和緒先生のレシピを、私好みにアレンジしています。ご飯と一緒に食べるように少し辛めなので、塩分摂取を控えている人、苦手な人は、お好みの塩加減を探してみてください。
三色丼がおいしくないと感じる人は、青物の味のそっけなさと、卵のぼそぼそ感にあるのではないかな、と私は考えています。だしなどで味付けした青物も、和風で美味しいですが、私はガッツリ、塩で味付けがおすすめ。
卵も砂糖、牛乳を入れることで、甘くてふんわりします。個人的には、蜂蜜を入れるのがオススメです。
卵のやさしい甘味と、葉物の塩気、そぼろの甘辛味が、うまく調和した丼もの。子どもも、大人も食べやすいと思います。思ったより手軽に作れますし、何より豪華に見える。余ったものは、後日オカズとしても出せるので、非常におすすめです。お弁当にも◎ ぜひ作ってみてください ♪
【レシピ】里芋(たけのこ芋)とたらこのグラタン
こんばんは。
たまに行く生鮮商品がお安いスーパーに、たけのこに似た大きな芋が売られていました。京芋、または、見た目のまま〈たけのこ芋〉というそうです。主な産地は宮崎で、西日本で多く食べられているそう。
西日本……関西に住んでるのに、こんな芋食べたことがなければ、もちろん調理もしたことないぞ。でも、すごく大きいのに2本で200円という、家計大助かりの予感も……。
ということで、今回はたけのこ芋(里芋)のレシピを紹介したいと思います。
たけのこ芋は売られている時期が、11月~3月と限られている上に、東日本で手に入るかわからない食材。手に入れた際はたけのこ芋で。なければ、ぜひ里芋で作ってみてください。
【 里芋とたらこのグラタン 】
また、アップの写真を撮り忘れてしまってしまいました……(´-ω-`)
まったりホワイトソースと絡むお芋はホクホククリーミー! コーンの甘みと、たらこの塩辛さがクセになるグラタンでした。
【 材料 ~二人前~ 】
- 玉ねぎ(薄切り) 1玉
- バター 20g
- 小麦粉 大さじ4
- 牛乳 500cc~600cc
- コンソメ 1個~
- コショウ 少々
- コーン 1/2~1缶
- 里芋 4つ(京芋の場合、1/2本)
- たらこ 小サイズ3~4腹
- チーズ 適量
- パン粉 適量
- パセリ(あれば) 適量
【 作り方 】
~下ごしらえ (里芋の場合)~
- 里芋を洗い、カラカラになっている部分を除いたあと、鍋に水と里芋を入れ、沸騰してから15分ほど茹でる。竹串がスッとさされば大丈夫
- 皮をむき、食べやすい大きさにカットする
~下ごしらえ (たけのこ芋の場合)~
- 皮を丁寧にむき、1センチ~2センチ幅で輪切りにする。大きい場合は半月切りにする
- 沸騰した湯に小さじ1の塩(分量外)、たけのこ芋を入れ、8分茹でる。
- 茹で上がったら、水気を切る
~ ホワイトソース~
- 鍋にバターを溶かし、薄切りした玉ねぎを入れて炒める
- しなっとなってきたら、弱火にし、小麦粉をまぶす
- 牛乳を少しずつ注いでいき、玉ねぎをひとつにまとめるようにして、少しずつのばしていく
- ホワイトソースが出来上がり、ふつふついいだしたら、コーンを汁ごと入れ、コンソメ、コショウで味を整える
~ 調理 ~
- オーブンを200度に余熱しておく
- 耐熱容器の底に、芋を並べ、その上に開いたたらこを乗せる このとき、飾り用にたらこのを少し避けておく
- ホワイトソースを注ぎ、お好みの量のチーズをのせ、パン粉を少々、たらこをのせる
- オーブンで約15分焼く
- パセリをちらす
完成です。
【 ポイント 】
ホワイトソースは、焦がさないように! が命です。焦らず、少しずつ牛乳を加え、最初はお団子を作るように。次にペースト状になるように。そうして、ペースト状をスープに伸ばすようなイメージで、ゆっくり伸ばしていってください。
コーンはできれば、汁ごといれてください。甘味が出て美味しくなりますよ。たらこは、お好みで明太子にしてみても。
【 栄養 】
里芋には食物繊維の仲間、ガラクタンが含まれています。コレステロール低下作用があるので、血管をしなやかにするタンパク質と一緒に取ることで、動脈硬化予防が期待できます。
たらこは、良質なタンパク質を持つほか、悪性貧血を防ぐビタミンB12、抗酸化作用をもつビタミンE、亜鉛、タウリンも豊富なので、定期的に摂取したい食材ですね。
ただし、塩分とコレステロールは高めなので、高血圧の方は特に摂取量には注意してください。
たけのこ芋は、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガンなど、予想以上に栄養豊富です。お安く手に入りそうな時は、ぜひ購入してみてくださいね。
今回は、京芋の味を味わいたかったし、手間がかかるからそのまま調理しましたが、次作るときは、薄く甘辛味をつけてみてもいいかも。でも、たけのこ芋のクリーミーと、ホワイトソースのクリーミーが見事にマッチして美味しかったので……。うーん、どっちにするか悩みますね。煮物の残りをリメイク、が1番いいかもしれません。笑